住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2025.09.28

フローリングのカビ発見と対処法!黒ずみや床鳴りは腐るサイン?

フローリングに黒い汚れを発見し、それがカビではないかと心配されている方も多いのではないでしょうか。
放置すると、床材の腐敗や健康被害につながる可能性も秘めているフローリングのカビ。
早期発見と適切な対処が重要です。
今回は、フローリングのカビの見分け方から、その対処法までを具体的に解説します。

フローリングのカビの見分け方

 

黒ずみはカビの可能性大!初期症状を見つけるポイント

フローリングの表面に黒い点や線状の汚れが見られた場合、カビの発生を疑うべきです。
特に、湿気の多い浴室やキッチン周辺、あるいは換気が不十分なクローゼット内などは注意が必要です。
初期症状は、目立たない小さな黒ずみであることが多く、見つけにくいのが特徴です。
そのため、定期的にフローリング全体を注意深く観察し、少しでも異変を感じたら早めの対処を心がけることが重要です。
特に、目地部分や、家具の下など、普段見落としがちな場所にも注意が必要です。
これらの場所に黒ずみや湿り気を感じた場合は、カビが発生している可能性が高いので、早急に対処しましょう。

触って確かめる!カビの進行度チェック

視覚的に確認した後、指先で軽く触れてみましょう。
もし、黒ずみが表面に付着しているだけで簡単に拭き取れるようであれば、まだ軽度のカビの可能性が高いです。
しかし、指先で触れても容易に取れない、あるいは指先に黒っぽい汚れが付着する場合は、カビが深く入り込んでいる可能性があります。
また、表面がザラザラしていたり、変色している箇所があれば、カビが木材を侵食している可能性があり、より深刻な状態であると推察できます。
この段階では、カビ取り剤の使用や、専門業者への相談を検討する必要があります。

床鳴りや沈みは要注意!腐敗が進行しているサイン

カビが進行すると、フローリングに床鳴りや沈みといった異変が現れる場合があります。
これは、カビによる木材の腐敗が原因で、床材内部の強度が低下していることを示唆しています。
床鳴りは、人が歩いた際に「ギシギシ」という音がしたり、床が不安定に感じる状態です。
また、沈みは、部分的に床がへこんでいたり、踏み抜いてしまいそうな状態を指します。
これらの症状が現れた場合は、カビによる腐敗がかなり進行している可能性が高く、早急に専門業者に相談することが必要です。
放置すると、床材の交換が必要になるケースも考えられます。

腐敗したフローリングの対処法

 

軽度ならカビ取り剤で対処!正しい使い方

カビの進行度が軽度であれば、市販のカビ取り剤を使用することで対処できる場合があります。
ただし、カビ取り剤を使用する際は、必ず製品の使用方法をよく確認し、換気を十分に行った上で作業を行うことが大切です。
また、ゴム手袋やマスクを着用するなど、安全対策を万全に行うことも重要です。
使用後は、十分に拭き取り、乾燥させることで、再発防止に繋がります。
ただし、カビ取り剤の効果が期待できない場合や、広範囲にカビが発生している場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。

腐る場合は交換も視野に!

カビの進行が深刻で、床鳴りや沈みなどの症状が現れている場合は、フローリングの交換が必要となる可能性があります。
この場合は、専門業者に相談し、状況を詳しく説明した上で、適切な処置を検討することが重要です。
業者によっては、状況に応じて部分的な補修や、全面的な交換など、様々な提案をしてくれるでしょう。
費用や工期なども含めて、複数の業者に見積もりを依頼し比較検討することをお勧めします。

まとめ

 

フローリングのカビは、放置すると深刻な事態を招く可能性があります。
初期症状を見逃さず、早期発見・早期対処が重要です。
この記事で紹介したカビの見分け方と対処法を参考に、フローリングの状態を定期的にチェックし、適切な対応を心がけてください。
もし、カビの進行が進んでいたり、自分で対処できない場合は、迷わず専門業者に相談しましょう。
健康被害を防ぎ、快適な住環境を維持するためにも、適切な対処を心がけてください。
鳥取県・島根県でリペアをお考えの方はぜひ一度当社にご相談ください。