住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2025.09.13

バーチフローリングとは?魅力と選び方のポイントを解説

新築やリフォームを検討中の方、理想の住まいを実現するために、フローリング選びに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
床材は、生活空間の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。
数ある素材の中から、今回は上品な美しさと使いやすさで人気のバーチフローリングに焦点を当て、その選び方について解説します。

バーチフローリングの特徴

1:明るい色合いと上品な木目

バーチ材はカバノキ科の樹木で、日本ではカバザクラと呼ばれています。
淡い色合いと繊細な木目が特徴で、明るく清潔感のある空間を演出します。
桜に似た上品な雰囲気は、どんなインテリアにも自然と溶け込みます。

2:加工のしやすさ

バーチ材は加工性に優れており、様々なデザインや仕上げに対応できます。
そのため、無垢材としての使用はもちろん、様々な加工を施した製品も豊富です。
熱処理を施した製品は寸法安定性が高く、床暖房にも対応しているものもあります。

3:耐久性と傷つきやすさ

バーチ材は硬すぎず柔らかすぎない適度な硬さを持つため、フローリング材として十分な耐久性を備えています。
しかし、硬い素材と比べると傷つきやすい面もあります。
小さなお子さんやペットがいるご家庭では、定期的なメンテナンスが必要となるでしょう。

バーチフローリングの選び方

バーチ材の種類

バーチ材には、様々な種類やグレードが存在します。
無垢材、熱処理材、合板など、それぞれに特徴があり、価格や耐久性も異なります。
熱処理材は寸法安定性に優れ、床暖房にも対応しているものが多く、リフォームにも適しています。
無垢材は自然な風合いと高級感を味わえますが、価格は比較的高いです。

価格帯とグレード

バーチフローリングの価格は、使用する材の種類、加工方法、厚さなどによって大きく変動します。
一般的に、無垢材は合板よりも高価です。
また、グレードによっても価格が異なり、節や色合いのばらつきが少ないものは高価格帯となります。
予算に合わせて、最適なグレードを選びましょう。

お手入れ方法と注意点

バーチフローリングのお手入れ方法は、仕上げの種類によって異なります。
オイル仕上げは、日常のお手入れは乾拭きで十分ですが、定期的なオイル塗り直しが必要です。
ウレタン仕上げは、水拭きも可能ですが、研磨剤入りの洗剤の使用は避けましょう。
傷つきやすいという性質を理解した上で、こまめな掃除と定期的なメンテナンスを心掛けましょう。
定期的なワックスがけも効果的です。

まとめ

バーチフローリングは、明るく上品な空間を演出するのに最適な素材です。
加工のしやすさから、様々なデザインや仕上げが可能です。
しかし、傷つきやすいという点も考慮し、適切なお手入れ方法を選択することが大切です。
本記事で紹介したバーチ材の種類、価格帯、お手入れ方法などを参考に、ご自身のライフスタイルや予算に合った最適なバーチフローリングを選び、快適な住空間を実現してください。
適切な選び方とメンテナンスで、長年美しいフローリングを保ちましょう。
鳥取県・島根県でフローリングのリフォームをお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。