
ドアのひっかき傷補修は自分でできるか判断基準と具体的な補修方法
ドアノブ周りの引っかき傷は、日常生活でふとした瞬間にできてしまうことの多い、悩ましい問題です。
愛車や自宅のドアが傷ついているのを発見すると、その見た目の悪さから気分が沈んでしまうこともあるでしょう。
しかし、傷がついたからといって、すぐに高額な修理費用をかけて業者に依頼する必要があるとは限りません。
傷の程度によっては、ご自身で比較的簡単に目立たなくできる場合も少なくありません。
まずは、その傷が自分で対処できるレベルなのか、それとも専門家の力を借りるべきなのかを見極めることが、賢明な判断への第一歩となります。
目次
ドアのひっかき傷自分で直せるか業者依頼の判断基準
水で一時的に消える傷は自分で直せる目安
ドアノブ周りの引っかき傷が自分で補修できるかどうかの判断基準として、まず傷に水をかけてみたときの変化を確認することが有効な方法です。
傷に少量の水を垂らした際に、一時的に傷が目立たなくなり、乾燥すると再び現れるような場合は、塗装の表面を覆うクリア層のみ、あるいはそのごく浅い部分にダメージが進んでいる可能性が高いと考えられます。
これは、いわゆる「洗車傷」や、軽い摩擦によって生じた表面的な傷であり、多くの場合、市販のコンパウンド(研磨剤)などを使用することで、ご自身で十分にきれいにすることができます。
傷に指の爪を立ててみても引っかからない、あるいはほんのわずかに引っかかる程度であれば、DIY補修の成功率は高いと言えるでしょう。
業者依頼を検討すべき深い傷の見分け方
一方で、傷に水をかけても全く変化が見られない、あるいは水が染み込むように見えてさらに目立ってしまうような場合は、塗装の層が深く削られている、または下地まで達している可能性が考えられます。
具体的には、傷の部分が白っぽく変色していたり、指の爪がしっかりと引っかかったりするような感触がある場合、あるいは金属の素材そのものが見えているような状態は、DIYでの補修が非常に困難であることを示しています。
このような深い傷は、表面を研磨するだけではきれいに仕上がらず、むしろ傷を広げてしまったり、塗装のムラを作ってしまったりするリスクがあります。
見た目を損ねるだけでなく、素材の保護という観点からも、専門業者による丁寧な下地処理と再塗装を検討するのが賢明な選択となるでしょう。
ドアの傷を自分で補修する具体的な方法
傷消しに使う補修用クリーナーと道具
自分でドアノブの引っかき傷を補修する際には、傷の深さに応じた適切な補修剤と道具を選ぶことが重要です。
表面的な浅い傷に対しては、粒子の細かいコンパウンドが入った「傷消しクリーナー」や「研磨剤入りワックス」が有効です。
これらは、傷の周辺を研磨して滑らかにし、傷を目立たなくする効果があります。
より少し深い傷や、クリア層を削ってしまったような場合は、「タッチアップペン」や「ペイント補修キット」が選択肢となります。
タッチアップペンは、車種やカラーコードに合った塗料を筆やペン先で傷に直接塗り込むタイプです。
補修作業には、これらの補修剤の他に、汚れを拭き取るためのマイクロファイバークロス、必要に応じてマスキングテープ、補修剤を塗布・馴染ませるためのスポンジやヘラ、そして作業後の拭き取り用クロスなどが用意できると良いでしょう。
傷を目立たなくする具体的な磨き方
補修作業を始める前に、まずは傷とその周辺をきれいに洗浄し、脱脂することが肝心です。
汚れや油分が残っていると、補修剤がうまく定着しなかったり、余計な傷をつけたりする原因となります。
浅い引っかき傷をコンパウンドで磨く場合は、まず細かな番手のコンパウンドから試します。
クロスやスポンジに少量つけ、傷とその周辺を一定の力で、優しく円を描くように磨いていきます。
力を入れすぎると、かえって塗装を傷める可能性があるため注意が必要です。
傷が薄くなってきたら、さらに目の細かいコンパウンドで仕上げると、より滑らかな仕上がりになります。
タッチアップペンを使用する場合は、塗料を薄く、数回に分けて重ね塗りするのがコツです。
一度に厚塗りすると、塗膜が垂れたり、乾燥後に盛り上がったりして目立ってしまうことがあります。
各層を塗るごとに十分に乾燥させることが大切です。
補修後の仕上げと注意点
補修作業が完了したら、磨き剤や余分な塗料をきれいに拭き取ります。
コンパウンドを使用した場合は、磨き残しがないように、きれいなマイクロファイバークロスで優しく拭き上げてください。
タッチアップペンで補修した箇所は、塗料が完全に硬化するまで触れないように注意が必要です。
補修直後は、施工箇所を強くこすったり、洗車機に入れたりすることは避けるべきです。
補修箇所を保護するために、ワックスやコーティング剤を薄く塗布するのも良いでしょう。
ただし、DIY補修では、新品同様の完璧な仕上がりにならない場合もあります。
多少の跡が残ることを理解し、現状よりも目立たなくなったことを良しとする、という心構えも大切です。
もし結果に満足できない場合は、無理に再度補修を試みるのではなく、専門業者への相談を検討しましょう。
まとめ
ドアノブ周りの引っかき傷は、その深さによって、ご自身で補修できるレベルのものと、専門業者に依頼すべきものとに大きく分けられます。
傷に水をかけた際の反応や、指で触れたときの感触を目安に、傷の深さを正確に見極めることが、適切な処置への第一歩となります。
自分で補修を行う場合は、傷の程度に合った補修剤と道具を選び、丁寧な下準備と、適切な磨き方、塗り方を実践することが肝心です。
補修後もしっかりと仕上げを行い、しばらくはデリケートな扱いを心がけましょう。
無理な補修は状態を悪化させるリスクもあるため、慎重な判断と作業が、愛車やドアをきれいに保つための鍵となります。
鳥取県・島根県でドアのひっかき傷が気になる方はぜひ一度当社にご相談ください。

