住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.02.08

ドアの閉まる音がうるさい問題を解決!日常生活を快適にする修繕法を紹介

静かな生活環境を好む方にとっては、日常の些細な音も大きなストレス源となりえるでしょう。
特にドアの開閉音は、家庭内外問わず頻繁に発生し、不快な騒音となることがあります。

この記事では、ドアが発する騒音の原因と、その影響、さらに効果的な解決策をご紹介します。
快適な生活環境にするための一歩として、お役立てください。

□ドアの閉まる音騒音問題!その原因と日常生活への影響

ドアの閉まる音がなぜ生まれるのかご存じでしょうか。
実は原因となる音の大きさは自分でも何とかできますので、以下にドアの騒音について2つにわけてご紹介します。

1:ドアの音の大きさ

ドアの開閉音は、その種類によっても異なります。
たとえば、玄関のドアや内部の引き戸などは、生活の中で頻繁に使われるため、その音は日常的な騒音の一部となりがちです。
実際、以前とある方が住んでいたマンションでは、隣室や下階のドアの音が頻繁に聞こえ、時には気になるといった事例がありました。

2:騒音の主観性と客観的な基準

音に対する感受性は人によって大きく異なります。
敏感な人はわずかな音にも反応し、不快感を覚えることもあります。

しかし、音に無頓着な人であれば、それほど気にならないかもしれません。
騒音の苦情は、具体的なデシベル値を示すことで客観性を持たせることが大切です。
環境省の告示によると、昼間(6:00〜22:00)は55デシベル、夜間(22:00~6:00)は45デシベルが基準値です。
たとえばドアの開閉音は約75デシベルに達することもあり、日常の騒音としてはかなりの大きさです。

□音がうるさいドアを静かにするために1人でもできる修繕法とは

先ほど紹介した通り、人によって騒音と感じる度合いはそれぞれです。
もし、ドアの音が気になる方がいれば、自分で直してしまうのも一手ですので、以下にご紹介します。

*丁番のグリス切れへの対処法

まず考えられる原因は、丁番(蝶番)のグリス切れです。
長期間使っていると、グリスが切れて軋む音が発生します。
この場合にはスプレータイプの潤滑油を使う簡単な方法や、グリスを塗り直す手間のかかる方法があります。

*丁番の歪みやドアクローザーの問題の場合は

さらに、ドアが軋む別の原因には、丁番の歪みやドアクローザーの問題があります。
特にドアクローザーは、ネジの緩みやアーム連結部のグリス切れが原因で騒音を引き起こすこともあります。
自分で調整可能な範囲を超える場合は、当社をはじめとする専門業者に相談することがおすすめです。

当社は鳥取県・島根県で、補修に特化した住宅のアフターフォローを手掛けております。
施工中の音についても、できる限り最小限にとどめるように工夫しておりますので、音が気になる方はぜひ当社にご相談ください。

□まとめ

この記事では、ドアの閉まる音がうるさい原因と、その影響、さらに効果的な解決策についてご紹介しました。
ドアの騒音問題は、生活に大きな影響を及ぼす可能性もあります。
騒音の原因となるドアの開閉音の大きさや、騒音への主観的な感受性と客観的な基準の理解は重要です。

また、丁番のグリス切れやドアクローザーの問題など、さまざまな原因が考えられます。
簡単なDIY対策から、必要に応じて専門業者への依頼まで、この記事でご紹介した内容をぜひ参考にしてください。