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床のきしみ原因と対策をご紹介します!
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、床のきしみについて悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
床のきしみはさまざまな原因が考えられますが、原因によっては早急な対応が必要な場合もあります。
本記事では、床のきしみの原因と、対策についてご紹介します。
□床のきしみの原因
フローリングが伸縮している
フローリングの材質によっては、乾燥によって収縮したり、湿気によって膨張することがあります。
これは木材本来の性質であり、決して工事に問題があったわけではありません。
新築で床鳴りがする場合、ほとんどの原因はフローリングの伸縮だと考えられます。
あまりにも床鳴りが気になるときは、施工業者に相談してみるといいでしょう。
施工したばかりであれば、基本的には無料で手直ししてもらえます。
カッターや市販の修復剤などで自分で修復することも可能ですが、DIYスキルや十分な知識がある人を除き、あまりおすすめできません。
フローリングと土台がはがれている
フローリングとその下にある土台の間にわずかな隙間ができることで、床鳴りが発生している可能性もあります。
本来、フローリング材は床材と完全に密着していなければなりません。
たとえ1ミリでも小さな隙間が生まれてしまうと、その隙間が歪みとなって床鳴りが発生します。
この場合の対処法としては、フローリングと土台の間に樹脂をかませるのが最も簡単です。
釘がこすれている
フローリングを固定するための釘が、床鳴りの原因となっていることもあります。
これは釘が下地の間でこすれていることが原因で、釘の長さを調整したり、釘を打ち直すことで解決します。
また、床暖房の場合は、床暖房パネルとフローリングとの間で釘が振動して音が発生していることがあります。
床下の木材がこすれている
フローリングと同じように、床下の木材が伸縮や膨張を繰り返すことで床鳴りが発生することがあります。
これは気候の変化によって生じるもので、フローリングなどの施工に問題があるわけではありません。
何日か様子を見ているうちに直ることもありますが、何日経っても症状が改善せず、音が気になる場合には業者に依頼するのが良いでしょう。
シロアリが発生している
床鳴りの原因として最も深刻なのがシロアリの発生です。
シロアリはわずかな湿気を好むため、キッチンやトイレなどの水周りに発生しやすく、一度発生すると家中の木材を食べ尽くしてしまうことがあります。
シロアリが発生すると木材がスカスカになり、床がぶかぶかとたわむ原因になります。
梅雨など湿気の多い時期にこうした症状が出たら、まずはシロアリの存在を疑ってみましょう。
シロアリは時間が経つほどに家全体の木材を蝕んでいきます。
とにかく早めの対応がカギとなるため、思い当たる節があれば早めに業者に相談してください。
□床のきしみ対策
水拭きをしない
床を水拭きすると気持ちが良いものですが、木材が多く使われている床は、水拭きによって湿気を吸い、膨張したり傷んだりしてきしみやすくなります。
床の掃除にはなるべく水を使わず、専用の洗剤や乾拭きを心掛けましょう。
また、水をこぼしてしまったら放置せず、すぐに拭き取ることが大切です。
部屋の湿度を一定に保つ
部屋に湿気がこもると、床の木材が膨張しやすくなり、湿気を好むシロアリやカビが繁殖しやすくなります。
逆に室内が乾燥しすぎると、木材が収縮して床がきしむ原因になるため、部屋の湿度を一定に保つことが重要です。
湿度の高い梅雨や乾燥する冬には、除湿器や加湿器を活用すると良いでしょう。
また、定期的に窓を開けて換気することも大切です。
床の上にカーペットを敷く
床の上にカーペットや絨毯を敷くことも、床のきしみ対策になります。
敷物があれば床の表面が傷つきにくくなり、水をこぼしても敷物が吸い取ってくれます。
特に、浴室や洗面所、キッチンなどの水回りや、ダイニングテーブル、ソファの周辺など傷がつきやすい場所にカーペットを敷いておきましょう。
□まとめ
床のきしみの原因として、フローリングが伸縮していること、フローリングと土台が剥がれていること、釘がこすれていること、床下の木材がこすれていること、シロアリが発生していることが考えられます。
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